Oncomine Comprehensive Assay Plus および Oncomine Comprehensive Assay v3 は、臨床がん研究に最適な Oncomine アッセイの一つです。 Oncomine アッセイは、世界中の主要ながん研究機関で採用され、また、NCI MATCH トライアルなどさまざまなトランスレーショナルおよび臨床研究プロジェクトで何千ものサンプルのプロファイルを示すために使用されてきたマルチバイオマーカー次世代シーケンシング(NGS)ベースのアッセイであり、信頼の高い結果が一貫して得られます。
Oncomine Comprehensive Assay は Ion Ampliseq テクノロジーに基づいて開発されており、Ion Torrent シーケンスプラットフォームによって使用可能となっている、以下を提供します。
- 関連コンテンツ 10 年以上にわたって精査され、腫瘍学研究の分野で何千回も引用されてきた独自開発データベースである Oncomine Reporter 、および主要な腫瘍学研究機関や製薬会社とのコラボレーションから得られるエビデンスに基づいています
- 複数のバイオマーカータイプ ホットスポット SNV、インデル、CNV、およびさまざまながんの種類にわたる遺伝子融合などの解析
- 実績のある信頼できる性能 さまざまな研究所において高い特異性、感度および再現性が示されています。これらは、試薬の確かなデザイン、強化された QC など弊社の ISO13485 準拠施設での製造品質によって可能になったものです
- FFPE から得られる確かな結果 わずか 10 ng の DNA および RNA のサンプルインプットで、FFPE や FNA などの微量組織サンプルを解析
- 効率的なワークフローIon Chef System と Ion GeneStudio S5 または Ion Torrent Genexus システムと組み合わせることで、柔軟なマルチプレックス化(多重化)の実現と結果が得られるまでの時間を短縮できます
- 強化されたバイオインフォマティックスおよびレポートソリューション Ion Torrent プラットフォームおよび Oncomine Reporter など最適化された Oncomine アッセイのために開発されたもので、サンプル特異的な変異の検出を可能にし、最新の腫瘍学研究におけるそれらの関連性の把握、ラベル、ガイドライン、および国際共同治験状況が得られます
どの Oncomine Comprehensive Assay が臨床研究のニーズに適合しますか?
Oncomine Comprehensive Assay Plus と Oncomine Comprehensive Assay v3 の二つを併記し、比較します。以下のリンク先を参照して、パフォーマンスデータを参照し、各アッセイの詳細についてご覧ください。
Oncomine Comprehensive Assay Plus | Oncomine Comprehensive Assay v3 | |
---|---|---|
概要 | 主要なターゲットや免疫腫瘍学アプリケーションのバイオマーカーなどを対象とした、包括的なゲノムプロファイリングのための広範な汎用がんアッセイ | ターゲットとする固形腫瘍アプリケーションのための最新の臨床腫瘍学研究に基づくマルチバイオマーカーアッセイ |
対象とする遺伝子 | 500+ 遺伝子 | 161 遺伝子 |
サンプルタイプ | FFPE、DNA および RNA | FFPE、DNA および RNA |
バイオマーカー | 特定ターゲットおよび免疫腫瘍学関連 | 特定ターゲット |
バリアント | ホットスポット、CNV、融合遺伝子、スプライスバリアント | ホットスポット、CNV、融合遺伝子 |
マルチプレックス | 可能 | 可能 |
プラットフォーム | Ion GeneStudio S5 Prime システム または Ion GeneStudio S5 Plus システム | Ion Torrent Genexus システム または Ion GeneStudio S5 システム |
レポーティング | バリアントデータ、TMB、MSI ステータスおよび関連する知見 | バリアントデータおよび関連する知見 |
Oncomine Comprehensive Assay ワークフロー
Oncomine Comprehensive Assay は、Ion Chef システムでのサンプル調製、Ion GeneStudio S5 シリーズまたは Genexus システムによる拡張性の高いシーケンシング、 Ion Reporter ソフトウェアでのシーケンスアノテーション解析までを含むエンドツーエンドワークフローの一部であり、Oncomine Reporter が解析レポートを提供します。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.