顕微ラマンを用いて、表面増強ラマン散乱(SERS)バイオセンシングのために金(Au)の被覆処理されたシリコンナノワイヤの不規則アレイの表面修飾モニタリング(英語)
顕微鏡とラマン分光計との組み合わせは、ビオチン修飾されたガラス基板上の金被覆シリコンナノワイヤ(Au/SiNW)をアビジン検出用のバイオセンサーとして多段階で表面修飾する過程を観察します。シリコンナノワイヤの形態が金被覆層の光吸収を向上させていることが示されました。さらに、ラマン分光のスペクトルにより、この複合構造(SiNW + Au + システアミン + ビオチン)が特定の受容体 - リガンド相互作用を通じてターゲット分子のアビジンと効果的に結合することがはっきりと確認されました。